2016年2月1日月曜日

もし生きてたら。。。

撮影日時: 2008年7月14日月曜日 18:44 エル9才(闘病1年目)





今日はエルの誕生日。生きてたら17歳。

今は冷たい雨が降る日の散歩も行かなくていい。
1日4回ご飯を食べさせる必要もない。
膀胱圧迫も排便もしなくていい。
輸液も注射も投薬もない。
好きな時に友達と会える。
買い物にも行ける。
自分の治療にも専念できる。
夜中に起きなくていい。
ギターも弾ける。

制約がなく自由であることがなんと寂しいことか。

2 件のコメント:

ぶべはは さんのコメント...

エルちゃん17歳になるのですね。
看取った子達の誕生日は数字として具体的にあちこちにマーキングされています。
イエロードックさんの体調はいかがですか?
制約がなく自由であることが寂しくて私は間違った選択をしたかもしれない。
でも預かった命とできるだけともに過ごせたらと思っています。
万が一のことも視野にいれながら。
看取れるように。それが今の目標です。
エルちゃんいろいろ教えてくれてありがとね。
くびのことも教えてもらってなかったら強引な訓練士さんの間違いに気付けませんでした。
試行錯誤をしながらよろよろしながら進んでいます。
ゆうちゃんやぶぶやべいともにべべのことちょっとだけエルちゃん見守って下さいね。

イエロードッグ さんのコメント...

>ぶべははさん

エルが9歳になってすぐ腫瘍が発覚。
名医二人の見立ては余命3ヶ月、苦しみを和らげるくらいしかできない。
有名な腫瘍専門医に辿り着き希望の光が見えますが、手術しても1年以内
に再発、予後は厳しいということでした。
だから10歳の誕生日を、というのが悲願でした。
その前に再発ではなく転移してしまいますが10歳は無事迎えられます。
それから何度も危機をくぐり抜けなんと5年4ヶ月。
腫瘍と戦いながらの14歳5ヶ月は奇跡です。立派です。
それでも15歳を迎えたかった。。。と欲が出てしまいます。

ぶべははさんのべべちゃん育て奮闘記を読んでると、やっぱり僕には
新しい子を迎えるのは体力的・精神的に無理だったと思います。
それが新たな支え、生きがいにはなるんでしょうけど。
僕にはエルの存在は特別で大きすぎました。
人であれ犬であれもうあれだけ深く誰かを愛することはないんだなーと
思います。
エルと歩んだ道を今一人でなぞりながら、エルとの思い出の道を他の子
と歩いて上書きしたくない、という気持ちもあります。

暖冬というから油断してましたがすごく寒いです。
冷気にあたると悪化するのでこのところ家の中に引きこもっています。
そちらはもっともっと寒いんでしょう。
べべちゃんがいるから引きこもってるわけにいかないですね。
エルは1歳くらいの子が大好きでした。
天国のエルはべべちゃんと遊びたくてうずうずしてると思います。