テレビっ子。

撮影日時：2001年4月　エル2才

エルはテレビの真ん前に陣取り見ていることもあった。
声にも反応する。

この時は先代犬ユウが映ってる昔のビデオを見ている。
エルママも一緒にいるので、エルは不可解なようだ。

何で？と僕に目で訴えている。

夢。

時刻は午後2時過ぎ。空は今にも泣き出しそうな感じ。

エルが壁際で丸くなっている。

昼ご飯をあげる時間をとっくに過ぎている。

もしかしたら朝も与えてないかもしれない。

テーブルの下にエルが好きなサプリが落ちていた。

鼻先に持っていくと食べたが、半分残した。

冷蔵庫にあるケーキを少しあげようか。。。

雨が降り始めた。窓の外に濡れ縁が見える。

ウェルシュコーギーがうつ伏せで寝ている。

キツネ色で白が混じっている。

どこの子だろう？飼い主は探しに来るだろうか？

ひさしがあるから体は濡れない。

でも家にいれてやった方がいいのかな。

エルは一緒にはしゃいでお腹を壊すかもしれない。

とにかく、この子にも何か食べさせよう。

雨は降り続け、エルもコーギーも起きる気配はなかった、

くよくよするなよ。

撮影日時：2013年4月27日 土曜日 11:52　エル14才（最期の3ヶ月）

8年前の今日、撮った写真。

エルが寝たきりになって8ヶ月。症状は悪くなって行った。
少しでも春の気配を感じさせたいと窓際にベッドを持っていく。

レンギョウは若葉をつけバラが咲いている。
お向かいのツツジも咲き始めた。

シャッターを押した時たまたまモンシロチョウが飛んできた。
黄色い矢印の処。分かるだろうか。

先代犬ユウが励ましに来てくれたような気がした。

くよくよするなよ（Don't Think Twice, It's All Right）

外敵発見（2）

撮影日時：2003年4月　エル4才

ちょっとお〜あれ、許しちゃっていいんですか〜。
すぐに報告に来る。

足元にあるのはゴム製のチキン。妙にリアル。

咬むと鳴くのだが、エルがぶん回すので音が出なくなった。

外敵発見（1）

撮影日時：2003年4月　エル4才

猫が侵入して来たのか、宅配ピザのバイクが通ったのか。

ウ〜ウォンウォンとけっこう迫力のある低い声で吠える。

春の馬入公園（2）

撮影日時：2003年4月　エル4才

空を見上げて嬉しそう。鳥の歌を聴いてるのかな。

春の馬入公園（1）

撮影日時：2003年4月　エル4才

枯れ草と土くれ畑だったのが一面の緑に。
黄色い花も咲いている。春の力ってすごい。

エルの耳が風にパタパタなびいている。

空高くひばりがさえずる土手の斜面で。

撮影日時：2002年3月30日 土曜日　エル3才

馬入川の土手で。上の方でひばりが鳴いている。

エルは嬉しそう。こういう斜面に座るのが好きだった。

散りゆく春の花びら。

撮影日時：2010年4月11日 日曜日 10:47　エル11才（闘病3年目）

クローバー畑の上に点在する淡いピンクの花びら。
散ってからも桜は楽しませてくれる。

エルみたいだ。

もうすぐ死して8年。エルに思いを馳せない日はない。

夢。

外出から戻ると玄関の外でエルが待っていた。

ありがとう、いい子だね、とエルを撫でて一緒に家に入る。

ご飯の時間には早いので、ご褒美にトリーツをあげる。

缶を開けると緑や赤や黄色のドライフードみたいである。

両手ですくうと少しこぼれた。ちょっと量が多いかな。

まあ、いいや。そのままエルに食べさせる。

桜は咲いたか、美味いはまだか。

撮影日時：2002年3月26日 火曜日　エル3才

城山公園でお花見。

エルは早く何か食べようよ、と目で訴えている。

体育館の前で（2）

撮影日時：2005年4月3日 日曜日 12:07　エル6才

そろそろ家に帰りたくなってきた。

すぐ顔に出ちゃうんだから（^^）

体育館の前で（1）

撮影日時：2005年4月3日 日曜日 12:07　エル6才

新しくできた体育館の前で。

中で何をやってるんだろう？

明日、4月8日はエルうちの子記念日。

やっと春めいてきた。

撮影日時：2005年4月3日 日曜日 12:10　エル6才

この日は馬入川の近くに新設されたスポーツ施設に遊びに来た。
エルは6才。シニア犬である。まだまだ子供っぽかったけど。

2年前買い換えたエル号もまだピカピカできれいだ。

エルを乗せていっぱい走ったね。

レンギョウとお茶の時間。

撮影日時：2002年3月　エル3才

レンギョウの季節。

エルのお茶タイムはちょっと意味が違う。

お茶のペットボトルを咬み潰しながら春を味わう。

クロちゃん（2）

撮影日時：2014年3月10日 月曜日

エルが死んでからもクロちゃんはよく遊びに来た。
もう吠えられることもない。
あいかわらず太々しい。話しかけても無視。無愛想。

僕たちはクロちゃんが来てくれるの楽しみにするようになった。
エルがいなくなってぽっかり空いた穴を少しだけ埋めてくれた。

（左下の写真はエルが最期に寝ていたベッドとブランケット）

そのうちクロちゃんの姿を見かけなくなった。
半年くらい経って、近所の猫好きさんに消息を聞いてみた。

クロちゃんは大通りで車に跳ねられて死んだと教えられた。
自力で根城にしていた空き家に帰り、庭で息絶えたらしい。

何か可愛いことの一つでもしてくれたわけでもないのに。
何でこんなに哀しいんだろう。寂しいんだろう。

どんな形にせよ、エルが関わった子は思い出深い。

そして、エルとクロちゃんがいたことを懐かしく思う。

クロちゃん（1）

撮影日時：2010年11月9日 火曜日

散歩から帰って来たら、濡れ縁にクロちゃんが座ってた。
この写真の時、横にいたエルはウ〜ワンワンと怒っている。

クロちゃんは立ち上がり出て行った。
一度ふり返り、うっせえな、というようにエルを睨む。

その太々しさが好きだった。


クロちゃんというのは僕らがかってに付けた愛称だ。
本当の名前があるのかどうか知らない。
野良だから、色々な家で色々な呼ばれ方をしてたのだろう。

黒猫だが近くで見ると茶色が混じってきれいな子だった。

紫陽花の根元、玄関、隣家の物置の上、お向かいのボイラー室の上。
快適な場所をよく知ってて昼寝をしていた。

体が大きいわりに動きは敏捷である。
塀から木に軽々と飛び移るのを見てはお見事！と拍手してた。


どんな形にせよ、エルが関わった子は思い出深い。

そして、あの時そこにエルがいたんだなあ、と懐かしく思う。

今日、4月1日は初めてエルと出会った日。