2015年7月31日金曜日

蓮のジャングル。

撮影日時:2009年8月1日土曜日 11:44 エル10才(闘病2年目)




ここは花菖蒲が有名なせせらぎ公園。
ひょうたん型の池には背の高い蓮が群生している。

この写真は8月1日の撮影。まだ蓮の花が咲いている。
以前は蓮の花の見頃は7月下旬〜8月上旬だったはずだが、近年は7月中旬
にはほんとんど終わっている。

これも温暖化とかエルニーニョのせい?

2015年7月27日月曜日

暑い夏をクールに乗り切るために。

撮影日時:2009年7月5日日曜日 10:52 エル10才(闘病2年目)




エルが首に巻いているのは犬用のクールカラー。
中にジェル状の保冷剤が4個入ってる。


犬は人間ほど体温調整がうまくできない。
気温25度以上、湿度60%以上で熱中症になってしまうそうだ。
人間には快適に思えても犬は暑い暑いということだってある。

犬をクールダウンしてあげるためには太い血管が通っている頸部、四肢の
付け根を冷やしてあげるのが効果的らしい。


このクールカラー、発想がユニーク。
でもアメリカの商品だけに作りは雑でジェルもカラーもすぐ駄目になって、
翌年はオレンジ色を買った。

2015年7月23日木曜日

ヒプノシスのアートワークのように。

撮影日時:2004年8月7日   土曜日 エル5才




なんとなく気に入っている写真。

白い雲、グリーンの水平線、白い波、手間の影、と横の線が重なり
海岸通の橋桁が縦の影を造り、斜めに空を切っている。

ちょっと不思議な雰囲気だ。

ヒプノシス(ツェッペリンやピンクフロイドのレコード・ジャケット
を手がけた英国のデザイン集団)の作品にありそうな。
あとはコーエン兄弟の映画「バートン・フィンク」を彷彿させる。


。。。なんて、自己満足&過大評価もいいところですね(笑)
だいたいエルが小さくしか映ってないので本末転倒。

でもこの夏、エルは確かに生きていたんだなあと思える一枚です。

2015年7月20日月曜日

波打ち際をうまく濡れぬように。

撮影日時:2004年8月7日   土曜日 エル5才




エルは波打ち際を歩くのが好きだった。
ときどき波と追いかけっこする。

でも体が濡れるのは嫌で膝より深いところには入らない。

(タイトルは荒井由実の「天気雨」の出だし)

2015年7月15日水曜日

極楽浄土の花。

撮影日時:2009年8月19日 水曜日 10:50 エル10才(闘病2年目)




このお寺へはエルとよく蓮の花を見に行った。

鮮やかなピンク色で中が黄色の大きな花が並ぶ光景は厳かで美しい。
中からお釈迦様がが出て来ても不思議じゃないような気もする。

蓮の花の横を大きな黒アゲハが優雅に舞っていた。

2015年7月9日木曜日

夏の陽射しから姫を守るのです。

撮影日時:2009年6月20日土曜日 14:56 エル10才(闘病2年目)




これも多摩川の河川敷。(前回アップした写真の7分後に撮影)
エルが休んでいた大きな木が向こうに見える。

陽射しからエル姫を守るためナイキのゴルフアンブレラをさしている。


エルの鼻の上が黒いのは抗がん剤の副作用で毛が抜けているせいだ。

投与後11日目くらいが最も免疫力が下がる。
そこで培養した活性リンパ球を体に戻すのが効果的らしい。

エルから採取した血液は冷凍保存してそのタイミングに合うように
培養してもらっていた。
エルのためにベストな方法は何か。いつも考えていた。

2015年7月4日土曜日

大きな大きな木の下で。

撮影日時:2009年6月20日土曜日 14:49 エル10才(闘病2年目)




多摩川の土手の斜面の大きな木の下でよく休んだっけ。

風がそよぐと斑の木漏れ日がゆらゆらエルをやさしく撫でる。
静かで穏やかな時間だった。