ラベル エルのいない風景 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル エルのいない風景 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年8月17日火曜日

今日は先代犬ユウの命日。

撮影日時:1988年11月 ユウ13才(エルはまだ生まれていない)



今日8月17日は先代犬(エルの前に家族だった)ユウの命日。

ユウはいろいろな面でエルとは正反対の子だった。
キャンプに行くと駆け回り、家に帰るのは嫌がった。お転婆だ。
(エルはすぐ家に帰りたがった。家大好きで野生味ゼロ)
意地汚く(エルもそう)拾い食い常習犯。(エルは絶対しない)
ユウは八方美人で女王様。(エルはお父さん命で他人に興味なし)
ユウは犬嫌い。(エルはお友だち大好き)
(エルはぬいぐるみで遊んだが)ユウはおもちゃに関心なし。

ユウもエルも本当に本当にかわいかった。
そしてユウとの生活がなければエルとの出会いもなかったろう。

2021年6月29日火曜日

エルがいない部屋から眺める紫陽花。

撮影日時:2019年6月18日 火曜日 4:31



今日、6月29日はエルの命日。
あれから8年。

このコロナ渦。もしエルがまだ生きてたら。。。
エルに感染したらどうしよう。ワクチンは犬にも有効か。
僕は心配ばかりしていただろう。


写真は2年前。かつてエルが眺めていた紫陽花。
ソファーにボトルグリーンのウクレレを置いてみた。

2021年4月2日金曜日

クロちゃん(2)

撮影日時:2014年3月10日 月曜日



エルが死んでからもクロちゃんはよく遊びに来た。
もう吠えられることもない。
あいかわらず太々しい。話しかけても無視。無愛想。

僕たちはクロちゃんが来てくれるの楽しみにするようになった。
エルがいなくなってぽっかり空いた穴を少しだけ埋めてくれた。

(左下の写真はエルが最期に寝ていたベッドとブランケット)

そのうちクロちゃんの姿を見かけなくなった。
半年くらい経って、近所の猫好きさんに消息を聞いてみた。

クロちゃんは大通りで車に跳ねられて死んだと教えられた。
自力で根城にしていた空き家に帰り、庭で息絶えたらしい。

何か可愛いことの一つでもしてくれたわけでもないのに。
何でこんなに哀しいんだろう。寂しいんだろう。

どんな形にせよ、エルが関わった子は思い出深い。
そして、エルとクロちゃんがいたことを懐かしく思う。

2021年4月1日木曜日

クロちゃん(1)

撮影日時:2010年11月9日 火曜日



散歩から帰って来たら、濡れ縁にクロちゃんが座ってた。
この写真の時、横にいたエルはウ〜ワンワンと怒っている。

クロちゃんは立ち上がり出て行った。
一度ふり返り、うっせえな、というようにエルを睨む。

その太々しさが好きだった。


クロちゃんというのは僕らがかってに付けた愛称だ。
本当の名前があるのかどうか知らない。
野良だから、色々な家で色々な呼ばれ方をしてたのだろう。

黒猫だが近くで見ると茶色が混じってきれいな子だった。

紫陽花の根元、玄関、隣家の物置の上、お向かいのボイラー室の上。
快適な場所をよく知ってて昼寝をしていた。

体が大きいわりに動きは敏捷である。
塀から木に軽々と飛び移るのを見てはお見事!と拍手してた。


どんな形にせよ、エルが関わった子は思い出深い。
そして、あの時そこにエルがいたんだなあ、と懐かしく思う。


今日、4月1日は初めてエルと出会った日。

2018年7月4日水曜日

エルのいない公園。

撮影日時:2013年7月21日 日曜日 8:27




あの公園に行ってみた。エルが寝たきりになって以来1年ぶりだ。

クローバーは刈り込まれ、木陰には別な犬と飼い主が座っていた。

エルと僕もこんな感じだったのだろう。

2018年7月2日月曜日

エルのいない部屋。

撮影日時:2013年7月2日 火曜日 14:05




酸素吸入器、エルの周りに常備しておいた介護用品の数々、輸液台。
かたづけたら、ガランとしてしまった。

数日前までエルがいたのに。

2018年7月1日日曜日

食べさせられなかった朝食。

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 9:28 




エルママ手作りの流動食。エルが死んだ翌朝の分。
エルの口に入れてあげることはできなかった。

オレンジのシリンジと計量カップは犬用ポカリを飲ませるため。
赤い十字マークの緑のキャップのものは薬をすりつぶす器具。
右手前は犬用ミルク専用のシリンジ。

2018年6月30日土曜日

エルを見送った日(2)

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 11:37




メモリアルパークの中はこんな感じ。

犬のオブジェがあったり、センスがいい。静かだった。

エルを見送った日(1)

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 11:47 




エルが死んだ翌日、厚木動物メモリアルパークで火葬した。

先代犬ユウも14年前ここで焼いた。
森に囲まれたモダンな施設で、ぜんぜん辛気臭くないのがいい。
エルの時もここにと決めていた。


夢。

夕方、汚れた床にスコッチのモップをかけようとしていた。
後ろからエルが羽交締めみたいに抱きついてきた。

お散歩に行こうよ〜と誘ってる。
さらに今度は前から後ろ足立ちで僕に飛びつく。

そうだな。エル優先だね。


エルを見送ってから5年目の朝。いい夢だった。

2018年6月6日水曜日

最後の血液検査。

撮影日時:2013年6月5日水曜日  エル14才(闘病6年目)



5年前の6月5日。3ヶ月ぶりで病院へ。 
寒い時期、予防接種で混む時期はエルが疲れる。通院を控えていた。
それでも最初の検査 に呼ばれるまで1時間半待たされた。 

車はエアコンをかけっぱなしだったが、エルを寝かせたラゲッジ
スペースは どこに停めても日が当たってしまう。 
呼ばれた時には呼吸が乱れ、酸素吸入をする羽目になってしまった。 
(自宅で酸素吸入器をレンタルすることにした) 


1時間程で検査が終わって診察室に呼ばれた。 
覚悟はしていたが、予想をはるかに上回る全滅状態だった。 

ALPはついに3000を超え、肝臓のスコアはすべてレッドゾーン。 
肝臓の腫瘍がだいぶ大きくなっていることがエコーで判明した。 

BUNが60以上、Pが7.7をマーク。腎不全もだいぶ悪化している。 
(CRE1.2は筋力が落ちているせいで実体は2.0くらいだろう) 

Albはさらに低下。低アルブミン血症と診断された。 
後肢のむくみはこのせいだろう。 
先生は肝臓の腫瘍肥大に伴う静脈の血流停滞が主原因と見ているそうだ。 

尿蛋白は疑似陽性。この程度ならネフローゼ症候群ではないらしい。 

電解質バランスが大きく狂っていることが分かった。 
NaとClは浸透圧の調整、代謝や体液の均衡を保つ作用があるのだが、これら 
がだいぶ下がっているため浮腫が起きている可能性がある。 


最もショックだったのが、極度の貧血状態だ。 
PCV(ヘマト クリット値)21.5、 RBC(赤血球数)は333、Hb(ヘモグ
ロビン)も7.7まで減少している。 

これでは体内に充分な酸素補給ができない。 
ぐったりして元気がないのも当然だ。 かわいそうに。。。。 



肝臓と腎臓はもう手だてがないが、むくみと貧血は改善できないのか? 

アルブミン製剤の投与は時間をかけるため入院が必要らしい。 
これは今のエルには酷だ。 


先生は、一度に変えようとしない方がいい、まず輸液で電解質バランスを正常 
に戻すことで血管の浸透圧調整を期待してはどうか、という考えだ。 

でも体に余分な体液が漏れてるのに輸液して逆効果なのでは? 
(この危惧は的中。病院で輸液して家に戻ったら後肢が赤紫色に腫れあがり
体液が皮膚から漏れ出したので中止。Naの多いポカリを飲ませることに) 


貧血は前回と同じ、エリスロポエチン(赤血球産生を促すホルモン)の投与 
(自宅で皮下注射、5回)を試してみることにした。 

アルブミンの補給、電解質バランスの補正、貧血の改善をまとめてできる方法 
が一つだけある。輸血だ。 

輸血はマッチングテストをしてもアレルギーショックを起こすリスクがある。 
また末期がんの場合、血液が凝固しやすく血栓ができるリスクがあるらしい。 


それ以前にドナー犬犬を確保できるか?という問題がある。 
6歳以下の健康な大型犬。難しい。
供血してくれる子に体力的な負担がかかる。 
それからその子と飼い主さんを半日近く拘束してしまうことになる。 

余命があまり ない子のために輸血を頼むのはどうなんだろう?とも思う。 
少しでもエルの体の怠さや気持ち悪さが解消してやりたいのだが。 
悩む。。。とても悩む。 


肩のしこりは予想通り転移であることも分かった。 
前回と同じように3ヶ月で巨大化するだろう。 



本当にもう時間がないんだな、と悲しく思う。 
あと一ヶ月くらいですか?と先生に訊いてみた。 

「そうですね。でも今までエルちゃんは何度も神懸かり的ながんばりを見せて 
くれましたからもっとかもしれない。読めませんね」と笑顔で言われた。 

神懸かり的。。。。先生がそんな言い方をするのが可笑しかった。 
確かにエルが5年以上も延命できたのは医学的には説明がつかないのだろう。 

2018年5月18日金曜日

シリンジたち。

撮影日時:2013年5月23日木曜日 11:26 エル14才(闘病6年目)




エルの介護にシリンジを使い分けていた。

オレンジの太い30mmは強制食餌用。
オレンジの10mmは犬用ポカリを飲ませるため。
左側のはシニアミルク専用。

2017年12月24日日曜日

窓の外は一面の灰色だった。

撮影日時:2008年12月27日土曜日 12:50 エル9才(闘病1年目)




9年前の今頃の写真。


日本動物高度医療センターのラウンジ。座ってるのはエルママ。
エルは検査中で僕たちは待っているところだ。


免疫療法を始めて一ヶ月。
この日、触診でエルの鼠蹊部にしこりが見つかった。

最初の手術から10ヶ月で転移?
転移率5%の腫瘍なのに。放射線も抗がん剤もやったのに。



僕たちは不安で押しつぶされそうだった。
窓の外の景色は一面に灰色に見えた。


病理検査の結果は腫瘍とは認められず。
僕たちはホッとして帰路についた。

しかし年明けの中旬、辻堂犬猫病院での再検査で転移と判明。

2017年9月22日金曜日

オレンジ色のシリンジ。

撮影日時:2012年9月17日月曜日 13:05 エル13才(闘病5年目)




シリンジはエルによく似合うオレンジ色を取り寄せた。

小さい方は犬用ポカリを与えるためのもの。
大きい方は固形のご飯が食べられなくなった時の流動食用。

計量カップも取っ手がオレンジのものを選ぶ。

こんな時でも(こんな時だからこそ)色にこだわりたい。


二つともまだ食器棚にあり、見るたびに懐かしく思う。

2017年9月17日日曜日

手作りご飯のレシピ。

撮影日時:2012年7月28日土曜日 20:32 エル13才(闘病5年目)




エルが命をつないだエルママ特製ご飯の作り方。

いろいろな食材のカロリー、蛋白、脂質、 リンの含有量を調べる。
エクセルでシミュレーションして処方食の成分表に近づける。

ハーブ豚のひき肉、ご飯、ニンジン、かぼちゃ、とうもろこし、キャベツ、 
ジャガイモとさつま芋にトマトとゴボウを少々加えてコトコト煮込む。 
フードプロセッサーでカレー状にして柔らかめに炊いたご飯にかけ完成。

1〜2日分をまとめて調理し、回数分(1日4回)のお皿に分けて冷蔵。
それをレンジでチンしてから食べさせる。


お腹の調子、血液検査の結果を見ながら使う食材、量は見直した。
豚肉を鶏肉に変えたり、鯖を混ぜたり。日々、カイゼンしていた。