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2023年4月9日日曜日

雪柳とボケとレンギョウと紫陽花の芽。

撮影日時:2013年3月20日 水曜日 14:04 エル14才(最後の半年)



この春はエルと桜を見ることは叶わなかった。
が、エルが寝たきりの間も季節はうつろう。

雪柳に続きボケが花を咲かせ、黄色いレンギョウが春を告げる。
紫陽花も芽キャベツのような芽から小さい葉っぱを覗かせる。

エルは紫陽花が咲くまで頑張れるのかな、と憂う。

2023年4月7日金曜日

何か要求?

撮影日時:2013年3月19日 火曜日 14:43 エル14才(最後の半年)



だんだん体が動かせなくなってきた。
意思表示はアイコンタクトと顔を動かすことくらい。
でも、それでエルの言いたいことは分かる。

あっち側を向きたい(寝返り)の要求かな?
食べる、排尿・排便はこっち向き。
眠る時は逆側の方が落ち着くらしい。


※4月8日は「エルうちの子」記念日。

2023年4月4日火曜日

やっと完食(2)

撮影日時:2013年3月17日 日曜日 12:42 エル14才(最後の半年)



エルママに食べさせてもらう間、ずっと僕を気にしてる。
どうしてお父さんが食べさせてくれないの?と。

怒られても怒られても、エルは僕を慕い頼ってくれた。

2023年4月1日土曜日

やっと完食(1)

撮影日時:2013年3月17日 日曜日 12:40 エル14才(最後の半年)



エルママの手作りご飯を完食。口の周りはドロドロ。

エルは嚥下力が低下しうまく食べられなくなっていた。
僕は食べさせるのに悪戦苦闘し1時間もかかってしまう。
イラついては悪態をついた。

この日はエルママに代わってもらった。
辛抱強く怒らないので、うまく食べさせらてくれる。


※今日、4月1日はエルと初めて会った記念日。

2023年3月30日木曜日

いい子、いい子。

撮影日時:2013年3月16日 土曜日 9:52 エル14才(最後の半年) 



エルママに甘える。だいぶ痩せてしまった。


夢。

キッチンカウンターに鶏のからあげとフライドポテトが置いてある。
エルママが「ご飯の方がいい?パンにする?」と訊いている。
エルが匂いを嗅ぎつけてキッチンにやってきた。
からあげに熱い視線を送っている。

2023年3月28日火曜日

輸液と介護の日々。

撮影日時:2013年3月15日 金曜日 11:07 エル14才(最後の半年)



2013年春の我が家のリビング。

輸液パックをかけてあるのはイタリア製の物干し台。
エルの横には消毒用コットン、替えの針などが準備されている。

ドッグベッドを並べて床ずれ防止のため体位交換している。
無駄なく排尿・排便に対応するためペットシートを重ねてある。

体温低下を防ぐため毛布を敷く。
夜はデロンギのヒーターが欠かせない。

排尿・排便の後、清潔にするためのパンパースと消毒液を配備。
映っていないがAPDCのウォーターレスシャンプーもある。
すぐ毛を乾かせるようにドライヤーもここが定位置だった。

右のソファーにはエルの介護グッズが山積みしてある。

この光景が無性に懐かしい。

2021年4月27日火曜日

くよくよするなよ。

撮影日時:2013年4月27日 土曜日 11:52 エル14才(最期の3ヶ月)



8年前の今日、撮った写真。

エルが寝たきりになって8ヶ月。症状は悪くなって行った。
少しでも春の気配を感じさせたいと窓際にベッドを持っていく。

レンギョウは若葉をつけバラが咲いている。
お向かいのツツジも咲き始めた。

シャッターを押した時たまたまモンシロチョウが飛んできた。
黄色い矢印の処。分かるだろうか。

先代犬ユウが励ましに来てくれたような気がした。
くよくよするなよ(Don't Think Twice, It's All Right)

2021年2月9日火曜日

歯磨き。

撮影日時:2013年1月20日 日曜日 9:27 エル13才(最後の半年)



エルママが歯のクリーニング中。
ガーゼを指に巻いて歯の汚れを取るのだが嫌がる。

この一年前、僕がやってたらガーゼを飲み込んでしまった!
腸閉塞、捻転になったら大変だ。焦った。
病院に電話して相談。
強制的に嘔吐させる手段もあるけどエルには負担になるらしい。

排出されることに賭けてみることにした。
翌日、ウンチに混じって出てきた。やれやれ。

2020年3月30日月曜日

大好きなお芋もうまく食べられない。

撮影日時:2013年3月20日水曜日 14:07 エル13才(最後の半年)



7年前。だんだん食べることができなくなってきた。
食べたい気持ちはあるが、うまく噛んで嚥下することができない。

あんなに大好きだった安納芋もちぎって少しずつ口に入れるが、
うまく食べられないようだった。

エルは衰えて行き3ヶ月後に息をひきとった。

2018年7月4日水曜日

エルのいない公園。

撮影日時:2013年7月21日 日曜日 8:27




あの公園に行ってみた。エルが寝たきりになって以来1年ぶりだ。

クローバーは刈り込まれ、木陰には別な犬と飼い主が座っていた。

エルと僕もこんな感じだったのだろう。

2018年7月2日月曜日

エルのいない部屋。

撮影日時:2013年7月2日 火曜日 14:05




酸素吸入器、エルの周りに常備しておいた介護用品の数々、輸液台。
かたづけたら、ガランとしてしまった。

数日前までエルがいたのに。

2018年7月1日日曜日

食べさせられなかった朝食。

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 9:28 




エルママ手作りの流動食。エルが死んだ翌朝の分。
エルの口に入れてあげることはできなかった。

オレンジのシリンジと計量カップは犬用ポカリを飲ませるため。
赤い十字マークの緑のキャップのものは薬をすりつぶす器具。
右手前は犬用ミルク専用のシリンジ。

2018年6月30日土曜日

エルを見送った日(2)

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 11:37




メモリアルパークの中はこんな感じ。

犬のオブジェがあったり、センスがいい。静かだった。

エルを見送った日(1)

撮影日時:2013年6月30日 日曜日 11:47 




エルが死んだ翌日、厚木動物メモリアルパークで火葬した。

先代犬ユウも14年前ここで焼いた。
森に囲まれたモダンな施設で、ぜんぜん辛気臭くないのがいい。
エルの時もここにと決めていた。


夢。

夕方、汚れた床にスコッチのモップをかけようとしていた。
後ろからエルが羽交締めみたいに抱きついてきた。

お散歩に行こうよ〜と誘ってる。
さらに今度は前から後ろ足立ちで僕に飛びつく。

そうだな。エル優先だね。


エルを見送ってから5年目の朝。いい夢だった。

2018年6月28日木曜日

ネブライザーで痰切り薬を吸引。

撮影日時:2013年6月28日金曜日 16:46 エル14才(闘病6年目)




痰がからむようになった。辛そう。

先生に電話で相談。痰切りの薬の吸引をすることにした。

2年前、肺の免疫療法のために買った超音波式ネブライザーが、
再び役に立つことになった。


痰切り薬を吸引したら緑色のネバネバが口の中に出てきた。
それを手で取ってやったら楽になったらしい。
嬉しそうな表情をした。

僕がエルにやってあげることができた最後の治療だった。
翌日、エルは息を引き取った。


これが生前のエルの最後の写真になってしまった。

2018年6月16日土曜日

酸素吸入を開始。

撮影日時:2013年6月16日 日曜日 14:58 エル14才(闘病6年目)




5年前の今日、在宅酸素吸入を開始。


前日に酸素吸入機のレンタルをテルコムに手配。
翌日に持ってきてくれた。


エルは最初嫌がったが、楽になることが分かると受け入れた。

いろいろな子の闘病ブログを読んでると酸素吸入機を始めて
7〜10日くらいで旅立っている。
もうそんなに保たないのかな、とも思った。


酸素吸入機のレンタル期間は15日単位だった。
エルは2週間後に永眠。
最初の15日で酸素吸入機は返却することになった。

2018年6月15日金曜日

まるで虐待してるみたい。

撮影日時:2013年6月15日土曜日 10:46 エル14才(闘病6年目)




6月5日、病院の駐車場で熱中症を起こしたのが引き金になったのか、
あるいはその2日後の大腿骨骨折のせいか。。。

エルは絶えず自分の口を咬み傷つけるようになった。
下唇は血だらけで悲惨なことに。
やめろと言ってもやめない。狂ったように自傷し続ける。


何か方法はないか悩んだ末、タオルで口に挟んだ。
なんだか虐待してるようで心が傷む。

それでもクチャクチャは続き傷は酷くなっていった。
脳浮腫による発作らしい。


先生と相談した上、ウィンタミン(睡眠剤)で鎮静させることにした。
眠っている時は天使だが、覚醒して発作が始まると悪魔のようだった。
罵倒する自分はもっと悪魔だった。

もっと生きて欲しい気持ちともうやめたいと思う気持ちが半々。
「いつか終わる」がいよいよ来るのか、と悲しくなった。

2018年6月7日木曜日

大腿骨骨折。

撮影日時:2013年6月7日金曜日 10:14 エル14才(闘病6年目)




通院の2日後、僕の不注意で最悪の事態を招いてしまった。 
大腿骨骨折である。

床ずれ防止のため2〜3時間ごとに(夜中も)寝返りを打たせていた。

大型犬を仰向けにしてひっくり返す方法は、胃捻転のリスクがある。
手足を折り畳んで伏せの状態にしてから反転させた方がいい。

しかしエルは手足が硬直して曲げられなかった。
そのため、ゆっくり仰向けにしてひっくり返す方法を取っていた。


毎日の介護もやることが多くなるとだんだん雑になる。
エルの後脚に水が溜まり重くなっていることに僕は気が回らなかった。

前脚と体を支え仰向けにした時、重くなった後脚が残り体がねじれた。

グキッ!と鈍い音がした。
しまった!やってしまった。大腿骨骨折には気をつけてたのに。

エルはギョッとしたような表情をしたが何も言わない。
その後も特に痛みを訴えていない。我慢強いのだ。


辻堂犬猫病院の堀先生に電話で相談をする。
「そうですか。。。やっちゃいましたか」と珍しく落胆した口調だ。

末期癌のエルに外科的処置は無理だ。
骨折部が自然に癒合することはないという。

神経や血管の損傷、筋肉の血行障害、筋肉や骨部の壊死が起こる。


血液凝固防止材、エリスロポエチン、輸液の器具を送ってもらって、
自宅でできるだけの対応をすることにした。

2018年6月6日水曜日

最後の血液検査。

撮影日時:2013年6月5日水曜日  エル14才(闘病6年目)



5年前の6月5日。3ヶ月ぶりで病院へ。 
寒い時期、予防接種で混む時期はエルが疲れる。通院を控えていた。
それでも最初の検査 に呼ばれるまで1時間半待たされた。 

車はエアコンをかけっぱなしだったが、エルを寝かせたラゲッジ
スペースは どこに停めても日が当たってしまう。 
呼ばれた時には呼吸が乱れ、酸素吸入をする羽目になってしまった。 
(自宅で酸素吸入器をレンタルすることにした) 


1時間程で検査が終わって診察室に呼ばれた。 
覚悟はしていたが、予想をはるかに上回る全滅状態だった。 

ALPはついに3000を超え、肝臓のスコアはすべてレッドゾーン。 
肝臓の腫瘍がだいぶ大きくなっていることがエコーで判明した。 

BUNが60以上、Pが7.7をマーク。腎不全もだいぶ悪化している。 
(CRE1.2は筋力が落ちているせいで実体は2.0くらいだろう) 

Albはさらに低下。低アルブミン血症と診断された。 
後肢のむくみはこのせいだろう。 
先生は肝臓の腫瘍肥大に伴う静脈の血流停滞が主原因と見ているそうだ。 

尿蛋白は疑似陽性。この程度ならネフローゼ症候群ではないらしい。 

電解質バランスが大きく狂っていることが分かった。 
NaとClは浸透圧の調整、代謝や体液の均衡を保つ作用があるのだが、これら 
がだいぶ下がっているため浮腫が起きている可能性がある。 


最もショックだったのが、極度の貧血状態だ。 
PCV(ヘマト クリット値)21.5、 RBC(赤血球数)は333、Hb(ヘモグ
ロビン)も7.7まで減少している。 

これでは体内に充分な酸素補給ができない。 
ぐったりして元気がないのも当然だ。 かわいそうに。。。。 



肝臓と腎臓はもう手だてがないが、むくみと貧血は改善できないのか? 

アルブミン製剤の投与は時間をかけるため入院が必要らしい。 
これは今のエルには酷だ。 


先生は、一度に変えようとしない方がいい、まず輸液で電解質バランスを正常 
に戻すことで血管の浸透圧調整を期待してはどうか、という考えだ。 

でも体に余分な体液が漏れてるのに輸液して逆効果なのでは? 
(この危惧は的中。病院で輸液して家に戻ったら後肢が赤紫色に腫れあがり
体液が皮膚から漏れ出したので中止。Naの多いポカリを飲ませることに) 


貧血は前回と同じ、エリスロポエチン(赤血球産生を促すホルモン)の投与 
(自宅で皮下注射、5回)を試してみることにした。 

アルブミンの補給、電解質バランスの補正、貧血の改善をまとめてできる方法 
が一つだけある。輸血だ。 

輸血はマッチングテストをしてもアレルギーショックを起こすリスクがある。 
また末期がんの場合、血液が凝固しやすく血栓ができるリスクがあるらしい。 


それ以前にドナー犬犬を確保できるか?という問題がある。 
6歳以下の健康な大型犬。難しい。
供血してくれる子に体力的な負担がかかる。 
それからその子と飼い主さんを半日近く拘束してしまうことになる。 

余命があまり ない子のために輸血を頼むのはどうなんだろう?とも思う。 
少しでもエルの体の怠さや気持ち悪さが解消してやりたいのだが。 
悩む。。。とても悩む。 


肩のしこりは予想通り転移であることも分かった。 
前回と同じように3ヶ月で巨大化するだろう。 



本当にもう時間がないんだな、と悲しく思う。 
あと一ヶ月くらいですか?と先生に訊いてみた。 

「そうですね。でも今までエルちゃんは何度も神懸かり的ながんばりを見せて 
くれましたからもっとかもしれない。読めませんね」と笑顔で言われた。 

神懸かり的。。。。先生がそんな言い方をするのが可笑しかった。 
確かにエルが5年以上も延命できたのは医学的には説明がつかないのだろう。 

2018年6月5日火曜日

咬まれた傷跡。

撮影日時:2013年6月5日水曜日 8:52 エル14才(闘病6年目)



薬を吐き出すので無理やり飲ませようとして咬まれた。
その痛いこと、痛いこと。すごい勢いで血が出た。

ばかつ!とエルの頬を叩いてしまった。


エルが死んでからも指と爪は変形したままで痛みが残った。
これもエルの形見かな。
ずっとこのまま残ればいい。見るたびに思い出すだろう。

でも5年経った今、もう痕跡は残っていない。