2018年3月30日金曜日

まだ肌寒い日も、くっついていれば♨︎

撮影日時: 2005年4月2日土曜日 14:56 エル6才



夢。

寝ていると、エルがふとんの上に乗ってきた。

ふとんをめくって「おいで」と僕は言う。
エルは二人の間で丸くなって僕に背中をくっつけて寝た。


次のシーンは散歩に行こうとしている。
雨が降っているらしい。

エルのレインコートをどっちにするか、僕は迷っていた。

グリーンのコートでビヨルキスのグリーンのカラーを合わせるか?
マスタードイエローのコートにビヨルキスのゴールデンイエローか?

2018年3月29日木曜日

15年前の納車。

撮影日時: 2003年3月21日金曜日 エル4才




写真は15年前の春分の日。
この日、VW POLO が納車された。

奥にあるのはWW GOLF II。(同じような色で大差ない)
15年間乗りつぶして買い換えることにしたのだ。


引き取られて行くGOLF IIをエルは追いかけた。
その後GSで同型のGOLF IIのエンジン音を聴くと近寄った。

でも新しいPOLOも居心地がよくエルは気に入ってた。
なにしろ購入時はエルの意見を重視したのだから。


そのPOLOも3月21日で15年を迎えた。色褪せて見すぼらしい。
最近は乗っていない。エルがいないと走ってて楽しくないし。

POLO自身もエルを乗せて東名高速を飛ばしてる頃が、
一番楽しかったんじゃないかと思う。

2018年3月26日月曜日

黄色いコートのエルが僕を待っていた。

撮影日時: 2008年12月6日土曜日 エル9才(闘病1年目)




夢。

夕刻。いつも歩く細い道。
エルは電線にリードを繋がれ立ったまま僕を待っていた。
マスタード色のフリースのコートを着ている。

僕が戻るとエルは安心したのかウンチをする。
それを回収。


犬仲間の女性に会った。
初めて見るゴールデンを連れている。やさしそうな顔の子。
ゴールデンとコリーのミックスなんだって。

夜に雪が降り始めた。
夕方の散歩から時間が近いが、積もる前に行っておこう。

「エル、早めに行こう」と僕はエルに言っていた。


写真は9年前。住宅展示場で休憩中。
マスタード色のフリースのコートに毛が張り付いている。
エルはいつもこんなふうに僕を見つめていた。

2018年3月23日金曜日

抗がん剤を続けるかどうか。

撮影日時: 2009年2月13日金曜日 10:52 エル10才(闘病2年目)




エルの後ろの輸液パックはアドリアマイシン。
2つ目の抗がん剤。副作用が強かったけど、これは効いたと思う。



夢。

動物病院にいる。でもそこは4歳までかかっていた町医者だ。

エルは慢性腎不全で抗がん剤打ち止めになった。
が、その先生によると「低容量なら大丈夫」という話だった。

ずいぶん待ってるがはっきりしない。
なぜか辻堂の先生もそこに来て「やめた方がいい」と言ってる。

これ以上時間をかけるとエルを疲れさせてしまう。
エルママと話し合って、治療をやめることにした。

2018年3月19日月曜日

記憶のカオス。

撮影日時: 2008年6月28日土曜日 17:45 エル9才(闘病1年目)




写真は10年前の夏。闘病を始めて4ヶ月の頃。
週末恒例だった夕方の海公園の犬集会。

いろいろな犬種がいたけど、みんなもう空にいるんだろうな。



夢。

朝、起きるとエルがミニチュアダックスになっていた。
しゃがんでウンチングのポースを取っている。
コロンと小さいのを二つぶした。

なぜか柴犬もいた。


最近は夢の中でエルが違う子になっていることがある。
記憶のカオス。
認知症になると起きててもそうなるのかな。
エルの記憶はいつまでもそのままとどめておきたい。

2018年3月17日土曜日

窓際のエルと冬の薔薇。

撮影日時:2007年1月21日 日曜日 11:25 エル7才




写真は11年前。
ソファでエルママが新聞を読んでいる。

窓際で外を眺めていたエルは僕の方に来ようとしている。
冬の赤い薔薇はやさしくエルを見守っていた。

2018年3月14日水曜日

冬のぽかぽか♨︎スペース。

撮影日時:2007年1月26日金曜日 13:52 エル7才




写真は11年前。
ソファにお尻をくっつけ窓ガラスにもたれ日向ぼっこ。
ドッグベッドは背中だけ乗っている。
気持ち良さそう。



夢。

エルは別な場所にいる。
そこにはフードもブランケットもドッグベッドもない。

家に取りに行こう。急がないと。玄関で靴を履く。
新しいデザートブーツを履こうとしたがまだ紐を通してない。
履き慣れたスニーカーにした。これなら走って行ける。

エルが玄関まで来て心配そうな顔で僕を見る。
できるだけ早く帰るからね、とエルに言って外に出た。


家に戻り、エルに必要なあれこれを物色する。
なぜか時間がかかってしまい、おまけに僕は寝てしまう。

いけない!エルが待っている。
起き上がって僕はエルが待っている部屋へと急ぐ。


戻ると誰もいない。誰かが散歩に連れて行ったようだ。
空のフードボウルがあった。食べてから出かけたらしい。
僕はそこでエルの帰りを待つことにした。

2018年3月11日日曜日

エルの大切な家が壊れるかと思った。

撮影日時:2007年11月25日 日曜日 11:48 エル8才




大磯運動公園で。ホルネル症候群のせいかちょと元気がない。
この3ヶ月後にやっと発覚する腫瘍のせいもあったかも。

エルの闘病開始から10年が経った。
あの頃の自分の体力が懐かしい。エルのためになんでもした。


今日は3月11日。7年前のあの日。
僕はエルに覆いかぶさるよう抱きしめていた。
本当に家が壊れるかと思った。エルの震え方も尋常じゃない。
「だいじなお家が壊れちゃう〜」と思っんじゃないか。

ガソリンスタンドは長蛇の列。
エルの病院では停電対策に発電機を設置していた。
計画停電のことも考え昔ながらの石油ストーブも買ったっけ。
(一度も使っていない)

2018年3月9日金曜日

お気に入りのぬいぐるみ。

撮影日時: 2010年2月26日金曜日 12:53 エル11才(闘病3年目)



またエルの夢。

僕の足元でぬいぐるみをブンブンしてた。
(なぜか夢の中のエルは黒ラブだった)



エルが旅立つ時、どれかお気に入りのぬいぐるみを持たせてやれば
とかった。。。とちょっと後悔している。

あの時はエルの面影が残るのもは手元に置いておきたかったのだ。
エル愛用のクローバーのブランケットは2枚あった。
1枚は棺のエルをくるんでやった。
もう1枚は今も家にある。エルの思い出とともに。

2018年3月6日火曜日

恒例の河川敷散歩もこれが最後。

撮影日時:2011年10月29日土曜日 16:28 エル12才(闘病4年目)




この日は多摩川の河川敷を遠くまで歩き、エルも疲れたらしい。
次からは治療の後の河川敷に行きたいと言わなくなった。

半年後、3年半続けた免疫療法をやめることにした。
遠距離の通院でエルを疲れさせてしまっては意味がない。

やめるのも勇気。。。

2018年3月3日土曜日

早く下に降りようよ♪

撮影日時:2011年10月29日土曜日 16:18 エル12才(闘病4年目)




多摩川の土手で、なんだかうれしくなったエル。
早く河川敷を歩きたいのだ。

肺への転移巣は10cm大になっていたががんばっていた。



このところ、さあ、エルの散歩に行かなきゃ、という夢を見る。
雨が降ってきたけどちゃんとトイレしてくれるかな?と思ってたり。
ウンチ回収用にきれいな水色のレジ袋を選んでたり。
散歩の準備を始めると、エルはうれしくなって付いて回る。