撮影日時: 2008年3月15日土曜日 13:09 エル9才(闘病1年目)
桜餅(仙太郎の)を食べた。この時期になると春が待ち遠しい。
写真は8年前。最初の手術の10 日後。暖かい日だった。
エルは「どこか連れてって」とおねだりするくらい元気になっていた。
そこで大磯の新杵で桜餅を買って城山公園でプチ・ピクニック。
(エルにはあんこだけ少しお裾分け)
エルの右目が赤いのはホルネル症候群のためだ。
翌日、状況が一転した。元気が無くなりご飯も食べない。
夜、黒褐色のウンチ。さらに夜と真夜中に黒褐色の液体を嘔吐。
病院に連れて行くと赤血球値が著しく落ち危険な状態とのこと。
ピロキシカム(注)という薬の副作用で消化管から大量出血しているらしい。
緊急輸血をすることになった。
病院のドナー犬から400cc血をもらう。
それでも改善しない。ドナー犬の当てがなく焦る。
知人の紹介でグレートデンとピレネーの飼い主さんが駆けつけてくれた。
3日間輸血してエルはやっと回復した。
(注)ピロキシカム
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一つ。
本来は関節痛、腰痛、外傷後の消炎鎮痛剤として使用さるが、犬の膀胱癌や
前立腺癌、メラノーマ、乳腺腫瘍、腎細胞癌、鼻腔癌、骨肉腫、皮下腫瘍の
増殖を抑える効果が認められている。
NSAIDsとしては古い世代であり消化管などへの副作用が大きい。
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