2017年12月19日火曜日

免疫療法の是非(1)

撮影日時:2010年11月27日土曜日 15:56 エル11才(闘病3年目)




近年、免疫療法の効果の真偽性が問われている。
明らかに怪しげな癌商法も多い。


僕は獣医師が効果を認めているもの、製薬会社の治験データ
があるものは信じた。
エルが受けた活性リンパ療法はこの時点では先端治療だった。

それが最近は効果を疑問視され、大病院(人間の)が高額な治療費
で行っているのはいかがなものか、と叩かれている。


確かにT細胞を活性化、増やしてもその腫瘍をちゃんと攻撃できて
いるのか、確証性はない。それは最初から納得していた。

それでも「できればやった方がいい」獣医師推奨治療だった。

5年4ヶ月という異例の延命も「活性リンパ療法」が功を奏した、
と先生たちも言っている。
腫瘍を叩けたかどうかはともかく、抗がん剤や放射線で低下した
免疫力の回復、二次感染を防ぐ意味はあったと思う。



写真は治療後のエル。
右前脚には点滴針後のバンテージがまだ巻いてある。

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