撮影日時:2007年6月2日 土曜日 18:13 エル8才
写真は11年前。
ここは定番の夕方の散歩コースだった。
夕陽に映える川面。弧を描くように泳ぐ水鳥たち。
風にそよぐ木々や青々とした山。
エルは静かな時間を過ごすのが好きだった。
腫瘍と5年4ヶ月も闘い14歳半で旅立って行ったエルの記録。写真の一枚一枚に思い出がいっぱい。一枚の写真から改めて思うことも多い。今はすべてが懐かしく愛おしいです。(ブログのタイトルは斉藤和義さんが「幸福な朝食、退屈な夕食」で歌っている一節です)
2018年6月10日日曜日
2018年6月7日木曜日
大腿骨骨折。
撮影日時:2013年6月7日金曜日 10:14 エル14才(闘病6年目)
通院の2日後、僕の不注意で最悪の事態を招いてしまった。
大腿骨骨折である。
床ずれ防止のため2〜3時間ごとに(夜中も)寝返りを打たせていた。
大型犬を仰向けにしてひっくり返す方法は、胃捻転のリスクがある。
手足を折り畳んで伏せの状態にしてから反転させた方がいい。
しかしエルは手足が硬直して曲げられなかった。
そのため、ゆっくり仰向けにしてひっくり返す方法を取っていた。
毎日の介護もやることが多くなるとだんだん雑になる。
エルの後脚に水が溜まり重くなっていることに僕は気が回らなかった。
前脚と体を支え仰向けにした時、重くなった後脚が残り体がねじれた。
グキッ!と鈍い音がした。
しまった!やってしまった。大腿骨骨折には気をつけてたのに。
エルはギョッとしたような表情をしたが何も言わない。
その後も特に痛みを訴えていない。我慢強いのだ。
辻堂犬猫病院の堀先生に電話で相談をする。
「そうですか。。。やっちゃいましたか」と珍しく落胆した口調だ。
末期癌のエルに外科的処置は無理だ。
骨折部が自然に癒合することはないという。
神経や血管の損傷、筋肉の血行障害、筋肉や骨部の壊死が起こる。
血液凝固防止材、エリスロポエチン、輸液の器具を送ってもらって、
自宅でできるだけの対応をすることにした。
通院の2日後、僕の不注意で最悪の事態を招いてしまった。
大腿骨骨折である。
床ずれ防止のため2〜3時間ごとに(夜中も)寝返りを打たせていた。
大型犬を仰向けにしてひっくり返す方法は、胃捻転のリスクがある。
手足を折り畳んで伏せの状態にしてから反転させた方がいい。
しかしエルは手足が硬直して曲げられなかった。
そのため、ゆっくり仰向けにしてひっくり返す方法を取っていた。
毎日の介護もやることが多くなるとだんだん雑になる。
エルの後脚に水が溜まり重くなっていることに僕は気が回らなかった。
前脚と体を支え仰向けにした時、重くなった後脚が残り体がねじれた。
グキッ!と鈍い音がした。
しまった!やってしまった。大腿骨骨折には気をつけてたのに。
エルはギョッとしたような表情をしたが何も言わない。
その後も特に痛みを訴えていない。我慢強いのだ。
辻堂犬猫病院の堀先生に電話で相談をする。
「そうですか。。。やっちゃいましたか」と珍しく落胆した口調だ。
末期癌のエルに外科的処置は無理だ。
骨折部が自然に癒合することはないという。
神経や血管の損傷、筋肉の血行障害、筋肉や骨部の壊死が起こる。
血液凝固防止材、エリスロポエチン、輸液の器具を送ってもらって、
自宅でできるだけの対応をすることにした。
ラベル:
2013年(最後の半年),
家で。,
治療中。,
辻堂犬猫病院
2018年6月6日水曜日
最後の血液検査。
撮影日時:2013年6月5日水曜日 エル14才(闘病6年目)
5年前の6月5日。3ヶ月ぶりで病院へ。
寒い時期、予防接種で混む時期はエルが疲れる。通院を控えていた。
それでも最初の検査 に呼ばれるまで1時間半待たされた。
車はエアコンをかけっぱなしだったが、エルを寝かせたラゲッジ
スペースは どこに停めても日が当たってしまう。
呼ばれた時には呼吸が乱れ、酸素吸入をする羽目になってしまった。
(自宅で酸素吸入器をレンタルすることにした)
1時間程で検査が終わって診察室に呼ばれた。
覚悟はしていたが、予想をはるかに上回る全滅状態だった。
ALPはついに3000を超え、肝臓のスコアはすべてレッドゾーン。
肝臓の腫瘍がだいぶ大きくなっていることがエコーで判明した。
BUNが60以上、Pが7.7をマーク。腎不全もだいぶ悪化している。
(CRE1.2は筋力が落ちているせいで実体は2.0くらいだろう)
Albはさらに低下。低アルブミン血症と診断された。
後肢のむくみはこのせいだろう。
先生は肝臓の腫瘍肥大に伴う静脈の血流停滞が主原因と見ているそうだ。
尿蛋白は疑似陽性。この程度ならネフローゼ症候群ではないらしい。
電解質バランスが大きく狂っていることが分かった。
NaとClは浸透圧の調整、代謝や体液の均衡を保つ作用があるのだが、これら
がだいぶ下がっているため浮腫が起きている可能性がある。
最もショックだったのが、極度の貧血状態だ。
PCV(ヘマト クリット値)21.5、 RBC(赤血球数)は333、Hb(ヘモグ
ロビン)も7.7まで減少している。
これでは体内に充分な酸素補給ができない。
ぐったりして元気がないのも当然だ。 かわいそうに。。。。
肝臓と腎臓はもう手だてがないが、むくみと貧血は改善できないのか?
アルブミン製剤の投与は時間をかけるため入院が必要らしい。
これは今のエルには酷だ。
先生は、一度に変えようとしない方がいい、まず輸液で電解質バランスを正常
に戻すことで血管の浸透圧調整を期待してはどうか、という考えだ。
でも体に余分な体液が漏れてるのに輸液して逆効果なのでは?
(この危惧は的中。病院で輸液して家に戻ったら後肢が赤紫色に腫れあがり
体液が皮膚から漏れ出したので中止。Naの多いポカリを飲ませることに)
貧血は前回と同じ、エリスロポエチン(赤血球産生を促すホルモン)の投与
(自宅で皮下注射、5回)を試してみることにした。
アルブミンの補給、電解質バランスの補正、貧血の改善をまとめてできる方法
が一つだけある。輸血だ。
輸血はマッチングテストをしてもアレルギーショックを起こすリスクがある。
また末期がんの場合、血液が凝固しやすく血栓ができるリスクがあるらしい。
それ以前にドナー犬犬を確保できるか?という問題がある。
6歳以下の健康な大型犬。難しい。
供血してくれる子に体力的な負担がかかる。
それからその子と飼い主さんを半日近く拘束してしまうことになる。
余命があまり ない子のために輸血を頼むのはどうなんだろう?とも思う。
少しでもエルの体の怠さや気持ち悪さが解消してやりたいのだが。
悩む。。。とても悩む。
肩のしこりは予想通り転移であることも分かった。
前回と同じように3ヶ月で巨大化するだろう。
本当にもう時間がないんだな、と悲しく思う。
あと一ヶ月くらいですか?と先生に訊いてみた。
「そうですね。でも今までエルちゃんは何度も神懸かり的ながんばりを見せて
くれましたからもっとかもしれない。読めませんね」と笑顔で言われた。
神懸かり的。。。。先生がそんな言い方をするのが可笑しかった。
確かにエルが5年以上も延命できたのは医学的には説明がつかないのだろう。
5年前の6月5日。3ヶ月ぶりで病院へ。
寒い時期、予防接種で混む時期はエルが疲れる。通院を控えていた。
それでも最初の検査 に呼ばれるまで1時間半待たされた。
車はエアコンをかけっぱなしだったが、エルを寝かせたラゲッジ
スペースは どこに停めても日が当たってしまう。
呼ばれた時には呼吸が乱れ、酸素吸入をする羽目になってしまった。
(自宅で酸素吸入器をレンタルすることにした)
1時間程で検査が終わって診察室に呼ばれた。
覚悟はしていたが、予想をはるかに上回る全滅状態だった。
ALPはついに3000を超え、肝臓のスコアはすべてレッドゾーン。
肝臓の腫瘍がだいぶ大きくなっていることがエコーで判明した。
BUNが60以上、Pが7.7をマーク。腎不全もだいぶ悪化している。
(CRE1.2は筋力が落ちているせいで実体は2.0くらいだろう)
Albはさらに低下。低アルブミン血症と診断された。
後肢のむくみはこのせいだろう。
先生は肝臓の腫瘍肥大に伴う静脈の血流停滞が主原因と見ているそうだ。
尿蛋白は疑似陽性。この程度ならネフローゼ症候群ではないらしい。
電解質バランスが大きく狂っていることが分かった。
NaとClは浸透圧の調整、代謝や体液の均衡を保つ作用があるのだが、これら
がだいぶ下がっているため浮腫が起きている可能性がある。
最もショックだったのが、極度の貧血状態だ。
PCV(ヘマト クリット値)21.5、 RBC(赤血球数)は333、Hb(ヘモグ
ロビン)も7.7まで減少している。
これでは体内に充分な酸素補給ができない。
ぐったりして元気がないのも当然だ。 かわいそうに。。。。
肝臓と腎臓はもう手だてがないが、むくみと貧血は改善できないのか?
アルブミン製剤の投与は時間をかけるため入院が必要らしい。
これは今のエルには酷だ。
先生は、一度に変えようとしない方がいい、まず輸液で電解質バランスを正常
に戻すことで血管の浸透圧調整を期待してはどうか、という考えだ。
でも体に余分な体液が漏れてるのに輸液して逆効果なのでは?
(この危惧は的中。病院で輸液して家に戻ったら後肢が赤紫色に腫れあがり
体液が皮膚から漏れ出したので中止。Naの多いポカリを飲ませることに)
貧血は前回と同じ、エリスロポエチン(赤血球産生を促すホルモン)の投与
(自宅で皮下注射、5回)を試してみることにした。
アルブミンの補給、電解質バランスの補正、貧血の改善をまとめてできる方法
が一つだけある。輸血だ。
輸血はマッチングテストをしてもアレルギーショックを起こすリスクがある。
また末期がんの場合、血液が凝固しやすく血栓ができるリスクがあるらしい。
それ以前にドナー犬犬を確保できるか?という問題がある。
6歳以下の健康な大型犬。難しい。
供血してくれる子に体力的な負担がかかる。
それからその子と飼い主さんを半日近く拘束してしまうことになる。
余命があまり ない子のために輸血を頼むのはどうなんだろう?とも思う。
少しでもエルの体の怠さや気持ち悪さが解消してやりたいのだが。
悩む。。。とても悩む。
肩のしこりは予想通り転移であることも分かった。
前回と同じように3ヶ月で巨大化するだろう。
本当にもう時間がないんだな、と悲しく思う。
あと一ヶ月くらいですか?と先生に訊いてみた。
「そうですね。でも今までエルちゃんは何度も神懸かり的ながんばりを見せて
くれましたからもっとかもしれない。読めませんね」と笑顔で言われた。
神懸かり的。。。。先生がそんな言い方をするのが可笑しかった。
確かにエルが5年以上も延命できたのは医学的には説明がつかないのだろう。
2018年6月5日火曜日
咬まれた傷跡。
撮影日時:2013年6月5日水曜日 8:52 エル14才(闘病6年目)
薬を吐き出すので無理やり飲ませようとして咬まれた。
その痛いこと、痛いこと。すごい勢いで血が出た。
ばかつ!とエルの頬を叩いてしまった。
エルが死んでからも指と爪は変形したままで痛みが残った。
これもエルの形見かな。
ずっとこのまま残ればいい。見るたびに思い出すだろう。
でも5年経った今、もう痕跡は残っていない。
薬を吐き出すので無理やり飲ませようとして咬まれた。
その痛いこと、痛いこと。すごい勢いで血が出た。
ばかつ!とエルの頬を叩いてしまった。
エルが死んでからも指と爪は変形したままで痛みが残った。
これもエルの形見かな。
ずっとこのまま残ればいい。見るたびに思い出すだろう。
でも5年経った今、もう痕跡は残っていない。
2018年6月3日日曜日
2018年6月2日土曜日
2018年6月1日金曜日
2018年5月31日木曜日
2018年5月30日水曜日
2018年5月29日火曜日
そのボール⚾︎エルにも貸して(2)
撮影日時:2010年5月26日水曜日 10:29 エル11才(闘病3年目)
今度は反対側からアピールしてみるも効果なし。
若いころ近くの中学に行くと戦利品のボールを咥えて帰ってきた。
家の中でそのボールをガリガリ噛んで遊ぶのだ。
今度は反対側からアピールしてみるも効果なし。
若いころ近くの中学に行くと戦利品のボールを咥えて帰ってきた。
家の中でそのボールをガリガリ噛んで遊ぶのだ。
2018年5月28日月曜日
そのボール⚾︎エルにも貸して(1)
撮影日時:2010年5月26日水曜日 10:29 エル11才(闘病3年目)
エルはリードくんが咥えてるボールが気になってしかたない。
横で跳ねたり、一生懸命アピールする。
リードくんはマイペースでおかまいなしでボールをガリガリ。。。
エルはリードくんが咥えてるボールが気になってしかたない。
横で跳ねたり、一生懸命アピールする。
リードくんはマイペースでおかまいなしでボールをガリガリ。。。
2018年5月26日土曜日
2018年5月24日木曜日
まったりコンビ@クローバー畑
撮影日時:2010年5月26日水曜日 10:25 エル11才(闘病3年目)
晩年のエルの仲良し、リードくんと。
この公園でまったりしてるとリーくんも来るのだ。
別に待ち合わせしてるわけでもない。
そして二人でまったり。。。
晩年のエルの仲良し、リードくんと。
この公園でまったりしてるとリーくんも来るのだ。
別に待ち合わせしてるわけでもない。
そして二人でまったり。。。
2018年5月21日月曜日
緑の中でゆっくり休もうね。
撮影日時:2012年5月13日 日曜日 11:59 エル13才(闘病5年目)
自力で立ったり臥せたりができなくなっていた。
歩くのもやっと。
この公園に着くと安心するのだろう。
クローバー畑がふわっとエルを包んでくれる。
それにしても13歳で腫瘍を患っているとは思えないくらい、
おだやかでやさしい表情をしている。6年前の写真だ。
夢。
夕方のエルのご飯を忘れてしまう。エルは催促しなかった。
エルママも忘れたらしい。
翌朝、エルママがフードを食べさせる。
混ぜてあった緑色のカプセルをプッと勢いよく吐き出す。
かなり大きいから飲みこむのも大変だと思う。
また活性リンパ球療法を受けようか、とエルママと相談している。
あれからだいぶ経って新しい治療方法があるかもしれない。
先生も免疫療法も日進月歩で進化している、と言ってたから。
でも外は雨。
どしゃぶりの中、東名を飛ばしていくのはエルも疲れるだろう。
それ以前にクルマが故障していて動かない。
実際には高度医療センターでの活性リンパ球療法はこの写真の2週間
前、4月28日を最後にやめている。
エルが疲れやすくなったからだ。運転する僕にも負担になっていた。
治療は65回に及び、3年半も通い続けた。
やめるのも勇気、だった。
もう通院は減らして家でのんびりしようね。
写真のエルはお気に入りの公園でくつろいでいる。
自力で立ったり臥せたりができなくなっていた。
歩くのもやっと。
この公園に着くと安心するのだろう。
クローバー畑がふわっとエルを包んでくれる。
それにしても13歳で腫瘍を患っているとは思えないくらい、
おだやかでやさしい表情をしている。6年前の写真だ。
夢。
夕方のエルのご飯を忘れてしまう。エルは催促しなかった。
エルママも忘れたらしい。
翌朝、エルママがフードを食べさせる。
混ぜてあった緑色のカプセルをプッと勢いよく吐き出す。
かなり大きいから飲みこむのも大変だと思う。
また活性リンパ球療法を受けようか、とエルママと相談している。
あれからだいぶ経って新しい治療方法があるかもしれない。
先生も免疫療法も日進月歩で進化している、と言ってたから。
でも外は雨。
どしゃぶりの中、東名を飛ばしていくのはエルも疲れるだろう。
それ以前にクルマが故障していて動かない。
実際には高度医療センターでの活性リンパ球療法はこの写真の2週間
前、4月28日を最後にやめている。
エルが疲れやすくなったからだ。運転する僕にも負担になっていた。
治療は65回に及び、3年半も通い続けた。
やめるのも勇気、だった。
もう通院は減らして家でのんびりしようね。
写真のエルはお気に入りの公園でくつろいでいる。
2018年5月20日日曜日
ツツジが見えるかな?
撮影日時:2013年4月29日月曜日 11:44 エル14才(闘病6年目)
お向かいの家のツツジがきれいに咲いた。
寝たきりのエルに見せてあげたいとベッドを窓際に移動。
後脚に水が溜まって腫れているため包帯を巻いている。
お向かいの家のツツジがきれいに咲いた。
寝たきりのエルに見せてあげたいとベッドを窓際に移動。
後脚に水が溜まって腫れているため包帯を巻いている。
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