撮影日時:2010年10月16日土曜日 15:55 エル11才(闘病2年目)
これは多摩川の河川敷で撮った写真だ。
季節はちょうど今くらい。空が高く青い。
日本動物高度医療センターで活性リンパ球療法を受けた後である。
エルは治療が終わってから河川敷を歩くのを楽しみにしていた。
傾きかけた陽がいい感じでエルを照らしている。
エルはうれしそうだ。
右手の奥は二子新地。橋を渡った左側が二子玉川。
この後、僕たちは帰宅の途につく。
東名高速を夕陽に向かってひたすら走る。
車の中で爆睡していたエルは何の夢を見ていたのだろう。
4 件のコメント:
通院のお出かけも、そのあとのお楽しみがあって良かったですね。
なんてことない河原のお散歩も幸せな家族の時間。
そんな時間がもうもてなくなったことはとっても寂しいです。
エルちゃんも葉月もジャズも、私たちの人間と同じ子供でした。
彼女たちがいた頃は、すべてが彼女たち中心に回っている時間軸で
進んでいて、それが一番幸せなことでしたね。
あまりにも短い寿命が悲しいです。
>Mary Ppmさん
エルにとってはちょっとしたハイキング気分だったようです。
行きのクルマの中でもはしゃいでました。
家族でお出かけも治療の後、三人で河川敷を歩くこともエルは
嬉しかったみたいです。
治療で離れている時間は寂しかったと思いますが、最初の2年半は
いい先生でできるだけ治療の時間を短くしてくれ、個室で一緒に
いられるように配慮してくれました。
治療が終わってお父さ〜んと小走りに出て来るのも可愛かったです。
最後の半年は足腰も弱りもう河川敷に行くと言わなくなりました。
病院の裏か横の草むらでオシッコするのが精一杯です。
これ以上続けるより家でゆっくりさせようと治療をやめました。
でも2週間に一度ここに通ったこと。一緒に河川敷を歩いたこと。
エルとの大切な思い出の一部です。
こんばんは。
素敵な写真ですね。
イエロードッグさんのコメントレスを読むと何だか切なくなります。
犬の言葉が分かるなら気持ちを聞いてみたい気がします。
想い出の場所って懐かしさと切なさが同居してる事が多いのですが、
何か安らぐ感じがするのは何故でしょう。
>proviaさん
自分では気に入っているのですが、proviaさんにそう言っていただける
と本当にいい写真のような気がして嬉しいです。
この日は自分的には思い入れがある写真が撮れたので、あと3枚くらい
続けて公開しようかなと思ってます。
またご覧頂けたら嬉しい限りです。
ここはエルとの思い出がいっぱいです。
一緒に闘病をがんばってたという思いと直結するというのもあります。
嬉しそうに歩くエルの顔が脳裏に焼き付いてます。
写真も何回か撮りましたしね。
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