10年前の今日の写真。
肩の転移巣が大きくなり出血を繰り返すので手術を決断。
全身に転移してること、13歳半と高齢であること、意識障害の後
寝たきりであることから、手術は危険な賭けだった。
手術日はこの季節にしては暖かく陽射しもある日だった。
辻堂犬猫病院は木曜日の午後を休診で手術に充てていた。
1Fの待合室で僕はずっと待機していた。
かなり時間がかかったようだが、18時過ぎにやっと呼ばれた。
エルは猫の柄のタオルをかけられ横たわっていた。
まだ麻酔から覚めない。
先生がタオルを取ると肩に大きな手術跡が残っていた。
30針はある。その壮絶さに絶句してしまった。
よく手術を乗り切ってくれた。先生にもエルにも感謝。
先日、僕は足の腫瘍を切除する手術をした。
たかが7針で、エルの手術跡から比べたら大したことない。
でもギョッとする。糸がチクチクする。傷跡も痛い。
エルは大変な思いをしたんだな(しかも3回も)と思った。
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