お水どうぞ。

撮影日時：2009年12月26日土曜日 14:33　エル10才（闘病2年目）

外で遊んでると他の子のママがお水をくれることがある。

エルちゃん、お水どうぞ。


エルは鼻を突っ込むけど飲まない。
家の水じゃないとイヤなんだって。
変な子。。。。

エルはカヌー犬になれるか？

撮影日時：2009年12月26日土曜日 14:33　エル10才（闘病2年目）

冬の茅ヶ崎海岸。

嬉しそうに歩くエル。入江にぽつんと置き去りにされたカヤック。
構図がよかったのでシャッターを切った。


エルはカヌーになんて乗りたくないよね。
アウトドアは苦手。寒いの嫌だし。家に帰ってヌクヌクしよう。

思わずぺろりん。

撮影日時：2000年12月24日 日曜日　エル1才

思わず手が。。。じゃなくて舌が出ちゃいました(^_^)


テーブルの上のフィギュアはこの前年に他界した先代犬ユウ。
プラスチック粘土で型を作りアクリル粘土で着色した。

ユウとの出会いがあったからこそエルとの出会いもあった。
二人ともずっとずっと大好きだよ〜☆

まっかなお鼻の♫

撮影日時：2009年12月19日土曜日 13:22　エル10才（闘病2年目）

里親探しのボランティアさんに言った僕の条件は一つ。
鼻が黒いこと。先代犬ユウがそうだったから。

そしてエルが来た。(˙-˙)　最初は鼻が黒かったのだ。
それが半年も経たないうちに小豆色になってしまった。


詐欺じゃないか！と僕たちは笑った。

きっと僕が気に入るように神様が黒く塗っておいたのだろう。
それにしても仕事が雑だよね。すぐ剥げちゃうなんて（笑）


でもエルのやさしい顔には赤鼻の方が似合ってたと思う。

ぽたぽたぽた。。。。

撮影日時：2009年10月31日土曜日 17:08　エル10才（闘病2年目）

自宅で輸液（皮下点滴）をしているところ。

ぽたぽたぽた。。。。
一滴ずつ落ちてくるのを見つめながらひたすら待つ。

うまく液が落ちなかったり。針が抜けてパニックになったり。
動いちゃだめ！とエルを怒ってしまった。

ごめんね。

待ちきれません。

撮影日時：2009年12月13日日曜日 13:36　エル10才（闘病2年目）

エルのご飯は処方食。1日に4回。

抗がん剤の副作用で慢性腎不全になってしまったのでヒルズのk/d。
それだけだと軟便になるからw/dを混ぜる。（美味しくなさそう）

ウンチの調子を見ながらミックスの配分を調整していた。
2種類の缶を開けて4食分をお皿に取り分ける。

その間エルは待ちきれなくてキッチンで僕の後を行ったり来たり。
ピーピー鼻を鳴らして催促してた。

太陽のように暖かく照らす色。

撮影日時：2009年12月15日火曜日 11:52　エル10才（闘病2年目）

オレンジは太陽のような暖かいエネルギーを与える色。

胃腸を刺激し食欲を促す効果もあるんだって。

そうか。きっとそのせいだね。ご飯の催促してるのは（笑）

イエロー×イエロー。

撮影日時：2007年10月12日金曜日 12:31　エル8才





ホルネル症候群は治るまでに1年かかった。
ネオシネジン（瞳孔を開く薬）の点眼とメチコバール（傷ついた末梢神経
を修復するビタミンB12）くらいしか方法はなく気長に待つだけ。

麻布大学動物病院の眼科に片道1時間40分かけて通ったっけ。
冬の寒い朝、途中でミスドに寄りコーヒーとダーナッツを買ったことも
今となっては懐かしい。

写真は病院の待合室。
たまたまだけど、エルのハーネス（首輪禁止令が出た）もエルママの
Tシャツも床も壁もなぜかイエローでおそろい？

アカンベー。

撮影日時：2007年9月9日日曜日 14:10　エル8才

それは突然だった。
エルの右目が下がって来てアカンベーしてるみたいになったのだ。

びっくりして病院に駆け込む。
ホルネル症候群という聞いたことがない病気。
大型犬、特にラブラドールはなりやすいらしい。


原因は頚椎を痛めたことによる視神経の損傷。
チョークチェーンを強く引いてエルがウッ！という顔をしたことが
あるのでその時だと思う。

ずいぶん間違ったことをしてエルに可哀想な思いをさせた。

カラスが鳴くから帰りましょ。

撮影日時：2010年6月5日土曜日 18:45　エル11才（闘病3年目）

公園の犬集会、お開き〜。みんな、またね〜。

今でも夕方「夕焼け小焼け♫」が流れるとエルを思って切なくなる。
今頃、散歩してたんだろうなあ。


※このチャイムが流れる時間って自治体や季節によって違うみたい。
ちなみに正しい歌詞は｢カラスといっしょに帰りましょう」です。

寒くなると布団から出られない。

撮影日時：2008年12月10日水曜日 7:04　エル9才（闘病1年目）

寒くなると布団から出られない。。。のは人も犬も同じ。

もっともエルは季節に関係なくなかなか起きなかったけど（笑）

赤いコートで心までぽかぽか。

撮影日時：2010年11月27日土曜日 15:55　エル11才（闘病3年目）

赤いフリースのコートはコムサ・ウォーク。

お腹をベラクロで止めて首はさっと結ぶだけ。便利だった。

写真では分からないけど深みのあるとてもきれいな赤でエルによく似合う。
パイピングが黒でアクセントになっている。

リードはビヨルキスの黒。
写ってないけどハーフチョーク・カラーもビヨルキス。赤に黒いライン。

心までぽかぽかしてくるね♪

最後の手術。

撮影日時：2012年11月15日木曜日 11:30　エル13才（闘病5年目）

3回目の手術の前。

意識障害の発作以来、エルは寝たきりになっていた。
手術はリスクが大きすぎる、と言われた。

でも拳大になっ右肩の転移巣がいつ破裂するかわからない。
悩みに悩んだ末、手術を決めた。



病院の駐車場で呼ばれるのを待つ。
車のラゲッジスペースにエルを寝かせてある。

だいじょうぶだよ、とエルに話しかける僕。

チェックのネルシャツに袖を通すたびにこの日のことを思い出す。

マイペース。

撮影日時：2009年10月9日金曜日 11:13　エル10才（闘病2年目）

後ろで死闘？が繰り広げられているのに。。。。

エルは我関せずでまったり。

「はなのすきなうし」のフェルジナンドみたいだね。

隣りのエルが小さく見えまーす。

撮影日時：2010年4月18日 日曜日 14:20　エル11才（闘病3年目）

昔「隣りのクルマが小さく見えまーす」というCM（注）があったけど。

隣りのエルが小さく見えるでしょ？
この子は世界一大きいアイリッシュウルフハウンドドッグという犬種。
なにしろエルがすっぽり足の間に入っちゃうくらいデカい。

ちなみに名前はエル。男の子だけど。
超大型犬は短命で寿命は7〜10年らしい。

大きなエル君もエルももういない。天国で再開しただろうか。

シンクロする目線。

撮影日時：2009年10月10日土曜日 13:19　エル10才（闘病2年目）

二人で同じ方を向いて。。。何を見てるのかな？

えいっ！

撮影日時：2009年2月28日土曜日 11:49　エル10才（闘病ちょうど1年）

日本動物高度医療センターで点滴中。


エル姫、ご乱心。

理学療法室にあったほぼ等身大のラブのぬいぐるみにガブッ！
みごとな投げ技を決めた。

お散歩るんるん♫

撮影日時：2007年11月3日土曜日 12:16　エル8才

ここはエルと出会って最初に三人で歩いた思い出深い公園。

大きな公園を一周し終える頃、僕たちはすっかり仲良しになっていた。
そしてエルは家族の一員になった。

だからエルもこの公園には特別な思いがあったはずだ。

エル、カメラを見て〜。

撮影日時：2012年6月13日水曜日 11:48　エル13才（闘病5年目）

エルを前面にして僕は後ろの方に小さく映るように撮ろうと思った。

でも僕が後ろに回ると、エルも一緒に振り返ってしまう。

エル、カメラを見て〜。。。。パシャッ！

ゴールデンイエロー。

撮影日時：2011年10月14日金曜日 11:02　エル12才（闘病4年目）

ビヨルキスのハーフチョークカラー（首輪）。
北欧らしいシンプルなデザインときれいな色。おまけに軽くてソフト。
またたく間に犬仲間に広がった。

この日のエルは新色のゴールデンイエロー。
すごい素敵な色でエルによく似合ってた。

キバナコスモスともおそろい♪♪♪

待ちくたびれて。

撮影日時：2010年5月7日金曜日 16:53　エル11才（闘病3年目）

あ〜あ、待ちくたびれて疲れちゃったよ〜。

いつも混んでて2時間待ちは当たり前の辻堂犬猫病院。
エルは指定席の犬用体重計の上でくた〜っと寝てしまった。

お風呂番してます。

撮影日時：2000年6月　エル1才

あられもない姿で失礼（笑）

エルは僕が風呂に入ってるとよく浴室の前で待っていた。
僕の靴下を持って来るところがまたかわいい。

アウトドアでもくっつき虫。

撮影日時：2002年10月4日 金曜日　エル3才

西丹沢のキャンプ場で。

自然の中を一人で心ゆくまま探検・・・なんてとんでもない。
エルはずっと僕にくっついていた。

エルちゃんが乗っています。

撮影日時：2000年5月　エル1才

レトリバーだからさぞかし颯爽と跳び乗るんだろうなと思いきや。


エルの乗り方は。。。。

1）後部席のフロアに前足をそろえて乗せる（運転席との間で狭い）
2）もぞもぞと右の後ろ足を乗せ、次に左を乗せる
3）シートに前足を乗せる（写真のように）
4）よっこいしょと後ろ足も乗せる

とかなりかっこ悪い。


でもそんなエルが大好きだった。

あなたはだあれ？

撮影日時：2000年5月　エル1才

鏡よ、鏡・・・じゃなくて。
テレビよ、テレビ、世界で一番かわいいのはだあれ？


エルはビデオを不思議そうに見ている。
これが自分という認識はないはず。
部屋が箱の中にもあって誰か知らない子がいると思ってるのだろう。

しかもその子はエルのおもちゃで遊んでいるのだ。
赤いコングが手前に転がってくる度にエルはくわえようとしていた。

行くよ！

撮影日時：2009年9月18日金曜日 12:18　エル10才（闘病2年目）

活性リンパ球療法の後、多摩川の河川敷を三人で歩く。
エルはいつも楽しみにしていた。

ここから土手を降りるのもいつものお約束。
エルは僕を振り返り、行くよ！と期待いっぱいの顔だ。

あの川の向こうに何がある？

撮影日時：2000年10月　エル1才

ここは家から車で10分くらいの河原だ。

川の向こう岸はヨットハーバー。遠くに河口と海岸通の橋。
目の前に広がるパノラマを眺めるエルはうれしそう。


エルはこんなふうに土手の斜面に座るのが好きだった。

土手の上は春になるとクローバーの白い花が咲いた。
今は舗装されてしまってその面影はない。

彼岸花。

撮影日時：2009年9月18日金曜日 12:45　エル10才（闘病2年目）

多摩川の河川敷で。

どの花もエルの思い出でいっぱいだけど彼岸花もそう。
もう秋だね〜と言ったっけ。

一つの季節を無事に乗り切れることが喜びだった。

もっと遊ぼ！

撮影日時：2010年5月27日木曜日 11:44　エル11才（闘病3年目）

茅ヶ崎里山公園で。

休んでるエルを撮っていたらパロちゃんが勢いよくフレームイン。
パロちゃんはまだまだ遊び足りなかったみたい。

おかげでこんな迫力ある写真が撮れました！

いっぱい遊んだ後は木陰で。

撮影日時：2010年5月27日木曜日 11:44　エル11才（闘病3年目）

茅ヶ崎里山公園で。ボーダーコリーのパロちゃんとプチ・ピクニック。

クッキー色のエルも黒白のパロちゃんもグリーンがよく似合ってた。

シェルター。

撮影日時：2007年6月   エル8才

エルが一番恐がったのは雷だった。

雨が降り始めると。。。いや、「雨だ」と言うだけで警戒モード。

ゴロゴロが聴こえると洗面台の下に避難。
ここがエルのシェルターらしい。
何でここが安全なんだかよく分からないけど。

雷の日はガタガタ震えるエルを安心させるために添い寝したね。
シュラフをここに持って来て。懐かしいなあ。

くわエル。

撮影日時：2000年7月4日 火曜日 7:35　日曜日   エル1才

エルはよくリードをくわえた。
散歩に行く時や歩いてて突然うれしくなっちゃった時とか。

犬がリードをくわえるのは主導権を握ろうとしているからやめさせるべき
という説もある。
でもエルはα（群れのリーダー）になる気なんてさらさらない。

かわいいからそのままくわえさせていた。
うまく咬めない時は「どうぞ」ってリードを口に入れてあげたりして（笑）

エルの開き。

撮影日時：2006年7月12日水曜日 16:46　日曜日   エル7才

若い頃はよくあられもない姿で寝てたよね。

こんなに無防備でいいのか？
エルは野生じゃ生きていけないな〜って笑ったっけ。

お買い物♪

撮影日時：2003年8月3日　日曜日   エル4才

ホームセンターのペット専用カートに乗ってごきげん♪のエル。

「ペット専用」と言っても小型〜中型犬を想定して作られている。
レトリバーがちんまり収まっているのを見てみんなびっくりしてた。


エル本人はお買い物を「お手伝いてる」つもりなのだ。
散歩中ホームセンターの近くを通ると「寄ってく〜」と引っ張った。

お金を持っていないのでエルをカートに乗せて店内を一周しただけで
レジをスルーして帰って来たこともある（笑）

渚でボール遊び。

撮影日時：2004年8月7日   土曜日　エル5才

投げたボールを空中でキャッチ！なんてできるわけがない。
エルは鈍くさいから。

おねだりしてボールをもらってガウガウ引っ張りっこ。
それがエル流の遊び方。家の中でも海でも同じ。

でもいいんだよね。
この日も波の音と笑い声が共演していたもん。

おかえり、エル。

お盆のせい？　エルは連日夢で会いに来てくれた。
部屋を歩く足音も聞こえたし玄関はモアーッとエルくさかった。

ありがとう、エル。


撮影日時：2008年7月5日土曜日 8:16　エル9才（闘病1年目）

この写真は7年前の夏。蓮のお寺で。
闘病が始まって4ヶ月。

最初の抗がん剤治療の真っ只中だった。
エルのお尻の毛が抜けているのは放射線治療の跡。


不安でいっぱいだったけど「エルを守ろう」と一生懸命で。
エルが頑張ってくれたおかげでこの頃は楽しかったな。

The Making of 海辺のエル。

撮影日時：2011年6月15日水曜日 14:20　エル12才（闘病4年目）

これは一つ前の投稿の写真を「撮っているところ」。
つまり「The Making of 」ということになる。


写真を撮ってくれたのはエルのお友達犬パロちゃんのお母さんだ。
僕はエルを撮るのに夢中で「撮られている」ことに気づいていない。

こんな写真が存在することさえ僕はずっと知らなかった。
エルが死んでから初めて分かったのだ。

使わずじまいだったエルのケア用品やサプリをパロちゃんに届けに
行ったら手渡された。


幸せそうな瞬間を記録した貴重な写真。
思いがけないプレゼントに胸が熱くなった。

足跡までもが愛おしくて。

撮影日時：2011年6月15日水曜日 14:27　エル12才（闘病4年目）

辻堂海岸で。よっぽど嬉しかったらしい。

砂の上の肉球の跡が愛おしくてお持ち帰りしたいくらいだった（笑）

密林散策。

撮影日時：2009年8月19日水曜日 10:44　エル10才（闘病2年目）

ここも蓮のジャングル。前回の蓮の池ではなくお寺の中庭。
大きな蓮の鉢がいくつも置いてあって誰でも中に入って鑑賞できる。

他に人がいなかったので少しだけノーリードでエルを歩かせた。
大きな蓮の葉を縫うように嬉しそうに歩くエル。

6年前の夏。

蓮のジャングル。

撮影日時：2009年8月1日土曜日 11:44　エル10才（闘病2年目）

ここは花菖蒲が有名なせせらぎ公園。
ひょうたん型の池には背の高い蓮が群生している。

この写真は8月1日の撮影。まだ蓮の花が咲いている。
以前は蓮の花の見頃は7月下旬〜8月上旬だったはずだが、近年は7月中旬
にはほんとんど終わっている。

これも温暖化とかエルニーニョのせい？

暑い夏をクールに乗り切るために。

撮影日時：2009年7月5日日曜日 10:52　エル10才（闘病2年目）

エルが首に巻いているのは犬用のクールカラー。
中にジェル状の保冷剤が4個入ってる。


犬は人間ほど体温調整がうまくできない。
気温25度以上、湿度60％以上で熱中症になってしまうそうだ。
人間には快適に思えても犬は暑い暑いということだってある。

犬をクールダウンしてあげるためには太い血管が通っている頸部、四肢の
付け根を冷やしてあげるのが効果的らしい。


このクールカラー、発想がユニーク。
でもアメリカの商品だけに作りは雑でジェルもカラーもすぐ駄目になって、
翌年はオレンジ色を買った。

ヒプノシスのアートワークのように。

撮影日時：2004年8月7日   土曜日　エル5才

なんとなく気に入っている写真。

白い雲、グリーンの水平線、白い波、手間の影、と横の線が重なり
海岸通の橋桁が縦の影を造り、斜めに空を切っている。

ちょっと不思議な雰囲気だ。

ヒプノシス（ツェッペリンやピンクフロイドのレコード・ジャケット
を手がけた英国のデザイン集団）の作品にありそうな。
あとはコーエン兄弟の映画「バートン・フィンク」を彷彿させる。


。。。なんて、自己満足＆過大評価もいいところですね（笑）
だいたいエルが小さくしか映ってないので本末転倒。

でもこの夏、エルは確かに生きていたんだなあと思える一枚です。

波打ち際をうまく濡れぬように。

撮影日時：2004年8月7日   土曜日　エル5才

エルは波打ち際を歩くのが好きだった。
ときどき波と追いかけっこする。

でも体が濡れるのは嫌で膝より深いところには入らない。

（タイトルは荒井由実の「天気雨」の出だし）

極楽浄土の花。

撮影日時：2009年8月19日 水曜日 10:50　エル10才（闘病2年目）

このお寺へはエルとよく蓮の花を見に行った。

鮮やかなピンク色で中が黄色の大きな花が並ぶ光景は厳かで美しい。
中からお釈迦様がが出て来ても不思議じゃないような気もする。

蓮の花の横を大きな黒アゲハが優雅に舞っていた。

夏の陽射しから姫を守るのです。

撮影日時：2009年6月20日土曜日 14:56　エル10才（闘病2年目）

これも多摩川の河川敷。（前回アップした写真の7分後に撮影）
エルが休んでいた大きな木が向こうに見える。

陽射しからエル姫を守るためナイキのゴルフアンブレラをさしている。


エルの鼻の上が黒いのは抗がん剤の副作用で毛が抜けているせいだ。

投与後11日目くらいが最も免疫力が下がる。
そこで培養した活性リンパ球を体に戻すのが効果的らしい。

エルから採取した血液は冷凍保存してそのタイミングに合うように
培養してもらっていた。
エルのためにベストな方法は何か。いつも考えていた。

大きな大きな木の下で。

撮影日時：2009年6月20日土曜日 14:49　エル10才（闘病2年目）

多摩川の土手の斜面の大きな木の下でよく休んだっけ。

風がそよぐと斑の木漏れ日がゆらゆらエルをやさしく撫でる。
静かで穏やかな時間だった。

酸素吸入器の記憶。

撮影日時：2013年6月16日日曜日 12:17　エル14才（闘病5年と4ヶ月）

酸素吸入器のゴーッ、ゴトンという音は今でも耳に残っている。

僕が最後にエルにしてあげることができたのは、この酸素吸入器と
ネブライザーくらいだった。

2週間後エルは息を引き取った。


今日はエルの三回忌である。


※写真をクリックするとエルの最後の日々のスライドショーに飛びます。
辛い記録だけど僕にとってはかけがえのない時間でした。

紫陽花が見える窓の下で。

2010年6月27日日曜日 13:28　エル11才（闘病3年目）

エルには家の中でお気に入りの場所がいくつかあった。
ここもその一つ。理由はなんだかよく分らない。

窓の外はは額紫陽花が咲き乱れている。
葉っぱの上に蝸牛を発見することもある。

エルがいなくなってからこの紫陽花は半分しか咲かなくなった。

雨の日は赤いチェックのコートで。

撮影日時：2007年6月24日日曜日 17:07　エル8才

エルが着ているのはGEORGEのレインコート。
赤と黒のチェックがよく似合う。

このコートを銀座のDOG DECOで見つけた時は嬉しくなった。
絶対エルに似合う！

サイズが無かったのでアメリカから取り寄せてもらった。

せせらぎ公園は清々しかった。

撮影日時：2007年6月9日土曜日 10:17　エル8才

このぽよ〜んとしたなんとも言えない表情もエルらしくて好きだ。

ここは自然のせせらぎを活かした日本庭園である。
エルの向こうには池（よく親亀の背中に子亀が乗っていた）で、
その向こうにはハナショウブが咲き乱れている。

少し雨が降っているのだろう。傘をさしている人がいる。


ハナショウブは水がきれいなことが必須。
農薬がダメなので手がかかるらしい。

水がきれいだからアメンボやゲンゴロウが泳いでたりする。
オニヤンマもシオカラも飛んでるし山からは野鳥の声が聴こえる。
今の季節は夜になるとホタルも舞う。

ライム色に光るホタルがふわふわとエルの肩を近くを飛んでたなあ。